2005年9月27日

昨日発売され、現在日本の書店に並んでいる毎日新聞社「エコノミスト」の10月4日号に、ドイツ連邦選挙の混乱についてのレポートを載せました。題して「与野党とも過半数を取れず、既成政党の改革は拒否された」

書店で見かけられたら、ご笑読頂ければ幸甚の至りです。16日にイスラエルから帰ってきて、投票日の18日夜に書き始めたのですが、与野党とも低迷するという異常事態で、原稿の方向性を定めるのに苦労しました。

こちらでは、いまだにどの政党が連立政権を樹立するのかも決まっておらず、新聞やテレビも報じることがなくなってきたので、しらけムードが社会に蔓延しております。ドイツ国民の政治家への不信感は高まる一方ですが、与野党ともに過半数を取れないという今回の選挙で、政治家への信頼感や期待感は、いっそう減るのではないでしょうか。